市場史

【11月3日の市場史】1年前(2025年)の今日、相場を動かした5大ニュース|Dots to Line

本日(2026年11月3日)から1年前、2025年11月3日。東京市場は文化の日で休場し、ニューヨーク市場の確定値と5つのニュースが、この日の記録になっています。前日の振り返りは、【11月2日の市場史】相場を動かした5大ニュースにまとめています。

この日の4つの確定値

指標 水準 補足
日経平均株価 休場(52,411円) 文化の日(前営業日比)
米S&P500 / ダウ 6,851.97 S&P +0.17% / ダウ -0.48%
米10年債利回り 4.11% +0.03%(+3bp上昇)
米ドル / 円 154.20円台 8ヶ月半ぶり円安水準

1. OpenAIとAWSが「380億ドル(約5.8兆円)」の7年契約を締結

契約総額・アマゾン(AMZN)株価反応:380億ドル | 株価 +4.0%(最高値)

OpenAIがエヌビディアの最新GPU数十万基を備えるAWSのクラウド基盤を7年間利用する巨額契約を発表。マイクロソフト一強だったAIクラウド需要の拡大が好感され、アマゾン株は254.00ドルの上場来高値を更新した。

2. エヌビディア株が「+2.2%」上昇、UAE向けAI半導体の輸出承認

エヌビディア終値・ナスダック総合指数:206.88ドル(+2.2%) | ナスダック +0.46%

米政権がマイクロソフトに対し、UAE向けデータセンター用としてエヌビディア製最新AI半導体(6万個規模)の輸出を初めて許可。国家レベルのAI投資拡大期待からハイテク株が相場全体を牽引した。

3. 米10月ISM製造業は「48.7」と8ヶ月連続縮小、ダウは226ドル安

米10月ISM製造業景況感指数・NYダウ終値:指数 48.7(予想 49.5) | ダウ -226ドル

ISM製造業指数が好不況の境目である50を8ヶ月連続で下回り、伝統的な製造業の停滞が鮮明に。AI関連株が買われる一方で景気敏感株が売られ、NYダウは47,336ドル(-0.48%)と反落し相場の二極化が進んだ。

4. キンバリー・クラークがケンビューを「487億ドル」で買収発表

買収総額(負債含む)・両社の株価騰落率:487億ドル | KMB -14.6% / KVUE +12.3%

日用品大手キンバリー・クラークが、鎮痛剤「タイレノール」等を展開するケンビューを約7.5兆円で買収すると発表。ケンビュー株が急騰する一方、財務負担と訴訟リスクを嫌気されキンバリー株は14%超急落した。

5. FRB高官発言の対立で米金利は「4.11%」へ、ドル円は154円台突入

米10年物国債利回り・ドル/円レート:金利 4.11%(+3bp) | 154.20円台

12月の追加利下げを巡りFRB理事の積極派と地区連銀総裁の慎重派の発言が対立。利下げ織り込み度が約65%へ低下して米長期金利が上昇し、祝日休場の日本をよそにドル円は8ヶ月半ぶりの154円台へ進行した。

現在の線(THE LINE)

AIインフラ(380億ドル契約)の熱狂と製造業(ISM 48.7)の停滞という二極化、そして日本の祝日中にも進む154円台の円安は、分散投資と通貨防衛の重要性を如実に物語っています。

本記事は過去の市場データの振り返りおよび客観的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨・助言するものではありません。

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